今回は、私の超好みな音楽グループの紹介です。
お時間のある方は、ぜひ、動画の歌声をお聴きください。

いかがでしたでしょうか?
私は、土や森の香りがするような歌声だなー、と感じます。もともと、盆地の田舎で育ったので、余計自然に親近感が湧くのかも知れません。
そして、このサイトの名前、Fox walkの自然に溶け込む歩き方のイメージにもピッタリ!
このグループの名前は

Contents

Laboratorium Pieśni (Song laboratory)

2013年、ポーランドのトリ・シティで設立された女性合唱団、ラボラトリー・ピエシニ(ソング・ラボラトリー)。
伝統的なポリフォニーの歌を用いて、主にウクライナ、バルカン、ポーランド、ベラルーシ、ジョージア、スカンジナビア、そして他の様々な所から世界中の歌を演奏するグループです。

アカペラだけでなく、シャーマン・ドラムや民族楽器(シュルティ・ボックス、カリンバ、フルート、ゴング、ザフィルとコシ・チャイム、シンギングボウル、ガラガラなど)を演奏しながら歌い、伝統的な歌のなかに、自然の音に触発された直感的と、野生的で女性らしい新しい空間を作り出しています。
伝統的な歌は、ポーランド、ヨーロッパや、世界各地から集まったメンバーから集めたものです。それを作品作りの過程で進化させていくのだそうです。
最終的に、それは伝統的、あるいは豊かで、新しい様式を創り出します。
創立者について:
Alina Jurczyszyn(The Academy for Theater Practices ‘Gardzienice’ graduate)
Kamila Bigus (The Stanislaw Moniuszko Academy of Music in Gdansk graduate)
グダニスク大学でアカデミア・ラボラトリー・ピエシニ(Academy of Song Laboratory)というプロジェクトを率いているほか、他の場所での伝統的な歌のワークショップを主催し、指導しています。

コンサート,CD 情報

2017年現在では、ポーランド国内を中心にコンサートを行っているようです。
いつか、日本で聴ける日が来るといいですね。
ちなみに、ポーランド国内では、若手アーティストや文化を紹介するFAMA Festival で、2014年にTRYTON PRIZE を受賞しています。
ちなみに、CDに収録された曲は以下のリンクで視聴可能です。

ROSNA (Nov 2016)

Puste noce (Apr 2017)