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ふつうのひと
肩書きをつけよう、とか、名刺に書くという傾向は、なんだか「俺が、俺が」という声を背後に感じる。
そういう戦略が幅をきかしているのかなぁ?
そして、人間の思う通りにならない、人智を超えた不思議な力が何かを生み出そうとする。
そのプロセスと、自分の意思と、日常の現実を三つ編みのように絡み合わせながら謙虚に生きている。
そして、自然に近いところで暮らすほど、しょっちゅう思い通りにならないことが起こるので、謙虚にならざるを得ない。
そういう人が「ふつうの人」
一方で「ただの人」は、日常の、現実と認識している過去、現在、未来の時間軸だけで生きている人。
いわゆる、一般的な人がそれに当たる。
自然の叡智を知る
「ふつうのひと」の感覚からは、新型コロナ肺炎が流行り、「こんな時だから・・・」という言葉に違和感を感じる。
なぜなら、自分の生き方も変化しているし、いつも自分ではどうにもできないものが働いていることに従いながら生きているから、いつでも「コロナ時代」のようなものだから。
単に他の人が、以前は当たり前だと思っていたものが、変化が起きたことで改めて、当たり前ではないことに気づいただけなのでしょう。特別なことではないし、自然の中で人智をこえることは、当たり前にあること。
だから、それだけ人間が、コントロールできるものの中だけで生きるようになった、「ただの人」になった証拠なのかもしれません。
思考だけでは変わらない
だからと言って、自然の叡智を知るすごい人になろう、とか、スーパーマンのような人になりたい、千日回峰行にも挑戦するぞ!いうような気持ちになる必要もなくて。
あまりにそういう気持ちが強すぎると、無理しすぎて、自分で自分を痛めつけてしまう。
それも「思考」の思い込みなのでしょう。
変わるためには「何かをする」ことが必要だと思っていたけど、ただ寄り添ってくれる人の力の方が大きかった。
でも、なんでそんなことで人が変われるのか?
つまり、私たちが普段、問題を解決するために「変わる」行動は、思考的に教えられて理解しようとしがちです。
資格をとって、とか、力をつけて、スキルを身につけることだったりします。
でも、本当に変わるのは、もっとハートフルで、思考というより、プロセスの中でただ、一緒にいる、あなた自身の今感じている感覚が何かを生み出していく。。。
感情がどういう行動を選択しているか、気づくような丁寧な向き合い方(Be with)の基盤の考えに、先住民の考え方が影響を及ぼしているそうです。
弱さを認めることが、自分を癒し、自然の叡智とも繋がる考えになっていく。。。そんなウェビナーです。
よかったら、聞いてみてください。
ウェビナーvol. 9 松木正氏(ふつうのひと)「古代叡智から学ぶ、新しい自分に生まれ変わるメカニズム」
というオンラインイベントの様子。
マザーアースエデュケーションを立ち上げて三十年。
自分の肩書きといったアイデンティティを、むしろ消したい、そことは違う世界に生き始めている松木さん。
なので、「ただの人」でなく、「ふつうのひと」となっています。
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兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、撮影歴15年目。
これまでに150組以上の新郎新婦撮影、15冊以上のダンス雑誌掲載歴、20公演以上のダンス・オーケストラ撮影経験から、表情や動きの瞬間をとらえるのが得意です。
最近では、竹本祥乃監督 初長編映画「にしきたショパン」ロケ写真を撮影し、作品は国際映画祭で20以上の賞を受賞しています。
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