「わたくしといふ現象は
仮定された有機交流電燈の
ひとつの青い照明です

(あらゆる透明な幽霊の複合体)


風景やみんなといつしよに
せはしくせはしく明滅しながら
いかにもたしかにともりつづける
因果交流電燈の
ひとつの青い照明です
(ひかりはたもち その電燈は失はれ)・・・」

 

これももう、この出だしで、一気に別世界へ連れ込まれてしまう。

この感覚がたまりません。

賢治の生涯をじっくりと辿って、苦悩に対する文字の感性があまりに透明で。
泥の中で発芽する、蓮の花を思わせます。


毎年、9月21日命日に、賢治詩碑前で、朗読や合唱、踊りなどが開催され、2016年は、生誕120周年で、特に盛大だったようです。

私も参加したことがあり、原体剣舞連を生で鑑賞できました。賢治が見聞きしたことを自分自身も一部、体験できたことで、作品も、以前よりより身近に感じられる気がします。

下記の動画も、ぜひ。