楽器を弾く人の身のこなし

ベンジャミン・モーザー 演奏会フライヤー

 

クラシック音楽のコンサートに出かけた

久しぶりに大阪城近くの、いずみホールへ。
かつて、マウリツィオ・ポリーニや、セルジオ・ティエンポ、など、ピアニストとの室内楽アンサンブルを時々聴きに行った場所です (大体、単独行動)。

今回は、お誘いいただいて、今回は「アンサンブル モーツァルティアーナ」(限りなくプロに近いアマチュア形態のオーケストラ) の演奏と、ドイツ、ミュンヘンから来た、ベンジャミン・モーザー氏のピアノ。

演奏者の年齢層にびっくり! 演奏の動きにさらにびっくり!

オーケストラメンバーは、2-3割は60代以上の方。
元大学のオーケストラメンバーだったり、プロ活動されていた方達なので、安定した美しい音に癒されておりました。

何と言っても、楽器を弾いている方は、身のこなしが優雅で、全く年齢を感じさせない。

なんだか、楽そうに弾いているようにも見える。

同じような年代の人でも、もっとヨタヨタ歩いていたり、動きがスムーズでない人も居るのに、

ちょっとした椅子に座って立つ動作、歩く、弦を動かす・・・

これらの動作が、若い人とほとんど変わらない、楽に動いている感じなのです。

ああ、こういう普段の意識、って大切だなぁ、と改めて思ったひと時でした。

(人の動きをとらえて撮影しているせいか、こんなところをつい観察してしまう)

ベンジャミンさんの動き

ドイツの若手ピアニスト、ベンジャミン・モーザーさんの経歴です。

1981年ミュンヘンの音楽一家に生まれ、5才からピアノを始める。

2003年にアルトゥール・シュナーベル・コンクール第1位を皮切りに数々のコンクールに入賞。2007年チャイコフスキー国際コンクールでは5位入賞、聴衆賞、チャイコフスキー作品に対する「最高解釈賞」を獲得しています。

ミュンヘン音楽・演劇大学でミヒャエル・シェーファー氏に師事、ベルリン芸術大学では、クラウス・ヘルヴィッヒとともに指導にあたっている。

写真で見るより、ずっと長身で、ピアノが小さく見えるほど。

手首が固定されてるせいか、トレモロでも、ほとんど手の甲が動かなかったのが印象的でした。

そして手も大きいので、オクターブはなれた鍵盤も楽々届いている感じ。手の小さい人には羨ましいだろうな。。。

ほんとに、足が長くて、特注の高さが要りそう・・・と個人的に感じてました。

音楽はもちろん、素晴らしかったです。下記のCDも発売中。

Beethoven/Schubert: the Last S

図解 音楽家のための身体コンディショニング―ベストな状態で演奏に臨むために

スペインの理学療法士として長年音楽家の身体矯正に携ってきた筆者が、音楽家の身体コンディショニン作りと身体育成のためのトレーニングの全てを詳細に図で解説したもの。

南米アルゼンチン国立音楽院でも採用されているメソッド。

全楽器共通の「呼吸のコントロール」から始まり、弦楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、ギター、ベース、コントラバス、ハープ)、鍵盤楽器、管楽器(クラリネット、サクソフォン、フルート、トランペット、ファゴット、オーボエ、その他の金管)、打楽器(ドラム、パーカッション)などに適した137パターンの身体トレーニングを身体の部所別に分け、図解とやり方、注意書き付で詳しく述べている。

また、第一部には骨格、脊髄の曲がり方、身体全体の面構成など、科学的な裏付けにつ~~いても詳細な解説が含まれている。

ここまで読んでいただけた人に、こんな情報を。

モーツァルトサロン (Website なし)

所在地 大阪市北区西天満5-10-14
Tel  06-6364-5836
「共同設計のビルの1階にスペースがあり、普段はそこでアマチュアのオーケストラの練習などをしているようですが、たまにその場所でパイプ椅子を並べてコンサートが行われます。

座席数では50か60席可能

こういう風に書くと、ここで行われるコンサートはお嬢様方のお稽古事の発表会程度と思われるかもしれませんが、実際には世界の超一流の演奏家がここで演奏を行ってきています。

ウィーンフィルの第一コンサートマスターであったヴェルナー・ヒンクや、ベルリンフィルのヴォルフガング・ベッチャー、日本が生んだ鍵盤楽器の巨匠・小林道夫、フランス歌曲の第一人者・奈良ゆみ等、錚々たる顔ぶれがここで演奏会を開催しています。

超一流の演奏を、ほんのわずかな人々で独占できる、大阪でもっとも贅沢な空間を提供してくれるホールです。」

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