国際帆船レース Sail Osaka 97 自分自身の経験を通して学ぶこと – Fox-walk Photo Gallery

国際帆船レース Sail Osaka 97 自分自身の経験を通して学ぶこと

船の模型、舳先

海の上は逃げられない。あなたは他の人とどうやって力を合わせますか?

かつて、大航海時代、活躍した船、帆船。船上では、これを考えるのが日常茶飯事。

「人は青年期になり、肉体的には大人になると、他人から教えられることを拒み、大人のすることなら何でもできると思い上がるようになる。

この時期の青年に必要なことは、他人と力を合わせなければ乗り越えられないような試練を体験させることである。

セイルトレーニングの目的は航海技術の習得にあるのではない。帆船の外洋航海を通じで必要とされるチームワークや決断力、他人を思いやる心を体験から学ぶことにある。」

(英国セイルトレーニング協会名誉総裁エジンバラ公フィリップ殿下)

 

 

時代は流れ、動力船が主流になりました。しかし、現代にも世界各地に帆船は残っています。

海外には一般の方が航海に参加できるセイルトレーニング帆船がたくさんあります。ここに参加するのも、良いかもしれません。

いまでも帆船は船員を育てるために使われています。帆船に乗れば風や波といった自然の力を理解しやすいうえ、皆で力を合わせて大きなセール(帆)を扱うことから、協調性や規律の大切さなどが学べるのだそうです。

 

そして、実は1997年、帆船レースで、大阪港に、世界各地から集まった帆船を見る機会があったのです。当時、英語ボランティアを募集していました。

「実践で英語を使う練習ができるよ」と言われ、それで、先生に勧められて参加したのでした。

デンマークの帆船クルーたちのお手伝い

香港~沖縄~鹿児島~大阪の国際帆船レース「Sail Osaka ‘97」

参加国の一つ、デンマークのカティサーク号が、私の入ったチームに割り当てられました。

クルーに船の中を案内してもらったり、一緒に交流しながら、「これ、英語でなんて言えばいいんだっけ??」と、英語で話すことに四苦八苦したのを覚えています。

滞在最終日には、みんなで寄せ書きの垂れ幕にメッセージを書き込み、キャップのつばの裏に、クルー一人一人から、サインをもらったりして、別れを惜しみました。もっと一緒に話したかったな・・・お互いがそんな気持ちでいっぱいになり、お別れパーティも、ハグしあって名残惜しかったよー・・・

しかし、時は流れ、再び、このような大規模な帆船レースが日本に来ることはありませでした。

日本のセイルトレーニング船「<海星>は長年の資金難によって2004年を最後に日本でのオペレーションに終止符を打ち、運営母体の日本セイルトレーニング協会も同年のうちに解散しました。<海星>はいま、サンフランシスコの篤志家の手に渡っています。

そして<あこがれ>も、大阪市の事業廃止決定によって20年間に及んだセイルトレーニングを終えました。事務局の「セイル大阪」は2013年3月末で業務を終え、<あこがれ>も民間に売却されて、もう大阪南港でその姿を見ることはできません。」

Tall Ship Challenge Nippon より

もしセイルトレーニングに参加する機会があれば、行きたいとずっと思っていたのに・・・残念でなりません。

しかし、2013年11月22日
帆船「みらいへ」として就航され、日本でもセイルトレーニングが行われているようです!

 

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