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撮影の依頼そのものが変化
新型肺炎の世界的流行により、今までのようなイベント開催自体、敬遠されるようになり、企業の業績にも大きく影響が出ていますね。
飛沫感染による感染拡大を避けるために、密閉、密集、密接の3つの密を避けるよう、推奨されています。
というのも、コロナウイルスの感染経路の一つである飛沫感染は、くしゃみや咳によるしぶきによって他者へ感染をさせてしまいます。
このくしゃみや咳によるしぶきが到達する距離が、くしゃみで3m、咳で2mといわれています。
この距離も加味して厚生労働省では、保つべき距離として相手との距離を2m程(最低でも1m)取ることを推奨しています。
2mとは、互いに手を伸ばして届く距離がだいたい2mであるとしています。
これまで行われていた、ホテルやレストランを貸し切って行う形式の結婚式業界の考え方自体も、変わらざるを得なくなっています。
結婚式場のコロナ倒産
2020年5月に公開された記事があります。
結婚式場にも波及するコロナ倒産 大手ウエディング企業への影響は
夏以降は廃業予定で新規契約を取っていない会場もあるようです。未来が全く見通せない・・・
スタッフも、感染リスクを犯してまで今まで通りの形を行う抵抗もあることでしょう。
今後は、さらに倒産件数が増える可能性もあり、今契約していても、当日、その会社が存続しているかどうかも分からない世の中です。
もし、倒産してしまえば、払ったお金が戻る可能性も、極めて低いですし・・・。
新型コロナウイルス感染拡大防止における結婚式ガイドライン(2020.7.4更新)
経済産業省からの指示により5月14日付で公益社団法人日本ブライダル文化振興協会(以下BIA)より発表された結婚式場業「新型コロナウイルス感染拡大防止ガイドライン」のほか、全国のウエディングプランナーが有志で活動している団体「SUEHIRO」が作成した「新型コロナウイルス感染拡大における結婚式ガイドライン 結婚式Q&A集」、厚生労働省などの発表事項を基に、ザ・チェルシーが加筆、再編集したもの
結婚式の広告掲載雑誌も随分、薄くなりました(2020年7月)。
コロナ前のスタイルにこだわらない
しかし、いくら3密を避けるとはいえ、人生の大切な思い出として、写真だけ撮るのでなく、式も挙げれば良かった、と思う方も相当数いらっしゃいます。
やはり、ひとつの家族の始まりを宣言するセレモニーでもあるわけですしね。
むしろ、こじんまりと、少人数で行う人が増えているとか。
例えば、北海道や沖縄、軽井沢などでご両親と一緒に旅行をして、挙式してお食事するという形の結婚式。
小さなチャペルで結婚式をして、ご家族と会食。
そんな形もありかもしれません。
2020年06月24日
2020年6月15日
実際、綺麗な写真を残したくて、撮影を希望すること自体は、無くならいようです。
また、オンライン結婚式という形式も出てきていました。
「新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、式の様子はスマートフォンで撮影され、専用のアプリでライブ配信されています。家族や友人は好きな場所で映像を見て“参列”している」
こんな感じで、制限があるがゆえに、様々なアイデアを出すきっかけと捉えることも、必要なのかもしれませんね。
個人的な注目サービス
結婚式のように人が集まって何かをやりづらくなったこと、リモートワークの浸透などで、いくつか注目しているサービスも出てきたのを目にすることがあります。
独断と偏見でいくつか書き出してみることにしました。
非対面・非接触で済ませられるサービス。
・オンラインでコミュニケーションをとる ライブ配信ツール(OBS, Streamyard)、授業/会議(Zoom, Teams, Meet)。
・オンライン証明(印鑑不要のサービス)、クラウドサイン
ウィルスを減らすのに役立つサービス。
・透明プラスチックの仕切り、つり革に触れないツール、
・消毒剤、衛生用品の変化・・・透明なマスク
他にも面白いものを見つけたら、ぜひ教えてくださいね。