長野県の安曇野で、山と蝶に魅せられた田淵行男さん(1905年6月4日 – 1989年5月30日)というフォトグラファーがいました。特に、人に見せるということなく、印象的なのは、親しい人に自分の見た景色や気に入ったものを伝えたいという思いで作った「山の意匠」という本。レイアウトが斬新でこなれている。
これがまた、伝えたい、作りたいという意識がピーンと張り巡らされた本だそうで。

当時の山岳写真は、ガラスの乾板に焼き付ける方法なので、ガラス板数十枚だけでも、ものすんごく重かったと思います。
だから、撮るときは1度きりの1枚だけ。
デジタルの時とまったくアプローチが変わります。でも、だからこそ、集中して、パワーの詰まった写真というものが生まれるのではないでしょうか。
今、安曇野に、田淵行男記念館があります。
刺激を受けに、レンタカーで回って見たいな。

この人をモデルに描いた連続テレビ小説「水色のとき」。昭和天皇がえらく気に入っていたらしい。


忘れないよう、記録として、投稿しておきます。

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