撮影依頼を受け、オディッシー(Oddisi)という東インドの古典舞踊の公演へ足を運びました。
踊り手は、油谷百美さん。
会場は、元宝塚の星組の男役、孝まりおさんが経営されているラウンジ兼ライブスタジオ、Silviaです。
オディッシーダンスとは、インドのオリッサ州ブバネーシュワルが発祥のとても古くからあるダンス。
元々、巫女が神様のためだけに踊っていたのですが、宗教上の問題などで衰退し、色々な変化を経て現在の形になりました。
彫刻のポーズがたくさん織り込まれ、「動く彫刻」と呼ばれる優雅で美しい踊り。

エフエム宝塚が取材に!

百美さんのソロ公演の撮影のため、会場に伺うと、すでにお客さんで店内はいっぱいでした。
控え室にいる百美さんにご挨拶。
踊りはイベントで拝見したことがありましたが、オンラインで繋がったのみで、きちんとお話しするのは今回が初めて。
そして司会の方から、公演終了後に、エフエム宝塚のインタビューが行われるというアナウンスが!
ここ何年かインド人ダンサーとご縁があって、インドの様々な踊りや精神世界、神話など、体験としての知識も増えているところでした。ますますご縁が深くなって行く予感!
インタビューの模様は、エフエム宝塚のサイトやアプリで、全国から聴いていただけます。

放送日時:

10月25日(水)ハミングストリート
17;10頃より
「ゆき子のアジアに恋して♥︎」

エフエム宝塚サイトはこちら!

今回の演目の特徴的な動きです。

無断転載を禁じます。

今回の演目

マンガチャラン と メグ・パッラヴィ

まず、オディッシーダンスで最初に踊られる演目。
大地の神様に花を捧げ、舞台の成功を祈る。その後、女性的な曲線を重視した演目に移る。

ラゲッシュリ・パッラヴィ

片足でのバランスのポーズがたくさんあり、インド寺院の彫刻が動き出したかのように始まります。そして後半にかけてだんだんスピードが増して行き、複雑なステップと多彩なテクニックが、求められる演目。

モクシャ

解放・解脱という意味で。インド人にとって人生の究極の目的が紙との一体化(解脱)である。後半の演目に詠われている部分には、
「全ての人々が幸せであり、悪いことを考えたり行動したりせず、自分の正しい目でしっかりと見極め、苦しみや煩悩から解放されますように」という深い意味がこめられている。
少しでも、演目の意図を捉えられているといいなぁ。

これは別会場での動画です