2020年、滋賀で行われた舞台イベントを主催者からの依頼で撮影しました。
出演者の一人が、車椅子ダンサーのかんばらけんたさんでした。
後日、かんばらさんは舞台出演を報告する投稿に、撮影した写真を4枚使ってくださいました。

それから数年。
テレビや大きな舞台、地元・神戸でのパレードなど、活動の場を広げていく姿を時々目にします。
この写真を見返していて思ったのは、撮影した時には、その人がこれからどこへ行くのかは分からないということでした。
写真を撮る時、その人の「その後」を私は知りません。
ただ、その時、その場所で表現していた姿を撮る。
数年後に写真を見返した時、そこに写っている時間の意味が、撮影した時より大きくなっていることがあります。
写真は、撮った日に価値が決まるものばかりではないのかもしれません。


