新型コロナウィルスの流行により、StayHomeと言われたり、直接対面で作業することが難しい場面が増えてきましたね。
ちょっと堅い話になりますが、例えばライブ配信。BGM流しながらだと、その音楽が著作権違反になったり・・・
イベントに流した音楽が、問題になる。。
例えば学校や家の中はOKでも、その動画をコピーで人に配布するとダメだよ、というケースがあるので、気をつけないといけません。
今、社会人となっている人は、デジタルやIOT(IT)が生まれた時かにはなかった環境に育っているので、意外と軽く見ているかも??
お手軽なだけに、知らずにやってしまって、トラブルが起きてしまうことがあります。
または、大人の事情で、子供たちの楽しみが潰れてしまったり、他の人に迷惑をかけてしまいたくないですよね。
この記事がお役に立てれば幸いです。
ネット上のコンテンツプラットフォームについて、規約や法的なことについていくつか調べてみました。
Contents
ネットワーク上の著作権について
「営利を目的とせず、個人として楽しみで作っている」にしても、インターネット上のホームページには、世界中のどこからでもアクセスすることができます。
家族とか親戚、友人といった狭い範囲にはとどまらず、見知らぬ人も含めて大勢の人がホームページに接してきます。インターネットで発信するということは、活字の世界に当てはめれば本や雑誌を出版することと同じ意味合いをもちます。
多数の人に読んでもらうことを目的に情報を発信しているわけですから、私的使用とは言えません。
電子メールでも、大勢の人を対象に送信する場合は私信とは言えません。
また、ホームページに他人の著作物を転載することは、著作権法では「公衆送信権」や「送信可能化権」に触れることになります。
インターネット時代に対応するための著作権法改正が1997(平成9)年6月に成立し、98年1月1日から施行。
インターネットなどを通じて行われるインタラクティブ送信を「自動公衆送信」と名付け、インターネットに接続しているサーバーに情報を記録・入力したり、情報を入力したサーバーをネットワークに接続したりする行為を「送信可能化」と呼ぶことにしました。
そして、著作者やレコード製作者・実演家に「送信可能化権」という新しい権利を与えたのが特徴です。
著作権って?
ざっくりいうと、その作品を作った人を守るための権利です。
「小説、音楽、美術、アニメなどの作品は、それを作った人がそれぞれ自分の考えや気持ちを作品として表現したものです。そして、この表現されたものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、法律によって著作者に与えられる権利を「著作権」と言います。」
詳細は「みんなのための著作権教室」もご参考に。
自己判断の危険性
なので、自己判断でこういう使い方ができるのでは?と思った時は、作者への尊敬を持っているか、を心に留めていただけるといいですね。
配信プラットフォームの規約も、一気に読むと気持ちが萎えるので、ちょっとずつ、何か行動を決めた時、それって大丈夫かな?と規約とチェックするといいでしょう。
新聞・通信社が発信する情報をご利用の際は、必ず発信元にご連絡ください
Youtube(規約)
YouTube は利用規約で YouTube の許諾なしで YouTube 動画等へのアクセスを販売することを禁止しています。
動画を個別に販売したい場合、YouTube 以外で、販売用途に対応している動画配信サービスを探してみましょう。
YouTubeが禁止している2つの商用利用について
「アクセス権の販売」 ・有料会員にのみ動画を配信 ・視聴URLを販売 ・セミナーを限定公開 ・有料オンラインサロン内での動画公開
また、YouTubeが利用規約で定めているYouTube Liveでのスーパーチャット、いわゆる「投げ銭」は、クレジットカードとペイパルの2つの決済方法があり、それ以外は認められていません。
Facebook(規約)
ストーリーズに、ロゴ、ウォーターマーク、コールトゥアクション、その他の宣伝用コンテンツを表示してはなりません。
音楽配信に関するガイドラインも、2020年5月20日に発表されました。
- Instagram / Facebook ストーリーの中では、音楽を配信していけないという制限はありません。(例:アーティストのライブ放送、バンドの演奏等)
- ビデオ配信する際に、フルレングスのトラック数が多いほど、制限される可能性が高くなります。こういった事情から、短い音楽を使用する事をお勧めいたします。
- ビデオ配信する際には、視覚的な要素が必要となります。録音されただけの音楽を放送する目的では使用しないでください。
Instagram(規約)
Instagram は2012年にFacebook に買収されていますので、同じように考えていただければと。
音楽配信についてはJASRACのサイトも参考にされてください。
「動画投稿(共有)サイトにおけるJASRAC管理楽曲を含む動画の配信利用については、サイトを運営している事業者側が許諾手続きを行っていますので、JASRACと許諾契約を締結しているサイトであれば、動画の投稿者が個別に許諾を得なくても、JASRAC管理楽曲を含む動画をアップロードすることができます。」

兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、撮影歴15年目。
これまでに150組以上の新郎新婦撮影、15冊以上のダンス雑誌掲載歴、20公演以上のダンス・オーケストラ撮影経験から、表情や動きの瞬間をとらえるのが得意です。
最近では、竹本祥乃監督 初長編映画「にしきたショパン」ロケ写真を撮影し、作品は国際映画祭で20以上の賞を受賞しています。
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