新型コロナウィルスの流行により、StayHomeと言われたり、直接対面で作業することが難しい場面が増えてきましたね。
ちょっと堅い話になりますが、例えばライブ配信。BGM流しながらだと、その音楽が著作権違反になったり・・・
イベントに流した音楽が、問題になる。。
例えば学校や家の中はOKでも、その動画をコピーで人に配布するとダメだよ、というケースがあるので、気をつけないといけません。
今、社会人となっている人は、デジタルやIOT(IT)が生まれた時かにはなかった環境に育っているので、意外と軽く見ているかも??
お手軽なだけに、知らずにやってしまって、トラブルが起きてしまうことがあります。
または、大人の事情で、子供たちの楽しみが潰れてしまったり、他の人に迷惑をかけてしまいたくないですよね。
この記事がお役に立てれば幸いです。
ネット上のコンテンツプラットフォームについて、規約や法的なことについていくつか調べてみました。
著作権って?
ざっくりいうと、その作品を作った人を守るための権利です。
「小説、音楽、美術、アニメなどの作品は、それを作った人がそれぞれ自分の考えや気持ちを作品として表現したものです。そして、この表現されたものを「著作物」、著作物を創作した人を「著作者」、法律によって著作者に与えられる権利を「著作権」と言います。」
詳細は「みんなのための著作権教室」もご参考に。
自己判断の危険性
なので、自己判断でこういう使い方ができるのでは?と思った時は、作者への尊敬を持っているか、を心に留めていただけるといいですね。
配信プラットフォームの規約も、一気に読むと気持ちが萎えるので、ちょっとずつ、何か行動を決めた時、それって大丈夫かな?と規約とチェックするといいでしょう。
Youtube(規約)
YouTube は利用規約で YouTube の許諾なしで YouTube 動画等へのアクセスを販売することを禁止しています。
動画を個別に販売したい場合、YouTube 以外で、販売用途に対応している動画配信サービスを探してみましょう。
YouTubeが禁止している2つの商用利用について
「アクセス権の販売」 ・有料会員にのみ動画を配信 ・視聴URLを販売 ・セミナーを限定公開 ・有料オンラインサロン内での動画公開
また、YouTubeが利用規約で定めているYouTube Liveでのスーパーチャット、いわゆる「投げ銭」は、クレジットカードとペイパルの2つの決済方法があり、それ以外は認められていません。
Facebook(規約)
ストーリーズに、ロゴ、ウォーターマーク、コールトゥアクション、その他の宣伝用コンテンツを表示してはなりません。
音楽配信に関するガイドラインも、2020年5月20日に発表されました。
- Instagram / Facebook ストーリーの中では、音楽を配信していけないという制限はありません。(例:アーティストのライブ放送、バンドの演奏等)
- ビデオ配信する際に、フルレングスのトラック数が多いほど、制限される可能性が高くなります。こういった事情から、短い音楽を使用する事をお勧めいたします。
- ビデオ配信する際には、視覚的な要素が必要となります。録音されただけの音楽を放送する目的では使用しないでください。
Instagram(規約)
Instagram は2012年にFacebook に買収されていますので、同じように考えていただければと。
音楽配信についてはJASRACのサイトも参考にされてください。
「動画投稿(共有)サイトにおけるJASRAC管理楽曲を含む動画の配信利用については、サイトを運営している事業者側が許諾手続きを行っていますので、JASRACと許諾契約を締結しているサイトであれば、動画の投稿者が個別に許諾を得なくても、JASRAC管理楽曲を含む動画をアップロードすることができます。」
それでも、どうしても解釈が合っているのかわからない。。。
そんな時は、専門家の意見を仰ぐのも良いでしょう。
法テラスという国が設立した法的トラブル解決の総合案内所なども活用できそうですね。