ハンブルクのナイトクラブでDJたちを撮る!

2011年5月のある日、ハンブルクに居た私。
友人が何人かで、ナイトクラブのイベントでDJをするというので、連れて行ってもらいました。
音楽好きな人の集まりで、ぜんぜん、危ないという感じは無く、むしろカメラを向けると、撮ってくれー!とばかりにいろんな表情やポーズをしてくれ、後でメールくれたら送るわ、といいつつ、みんな騒いで忘れてる。。。DJの人には送りました。
気づいたら、私、徹夜で撮影してました・・
時間の感覚もなく、なんて楽しかったんだろう。
ドイツの音楽好きの人にとって、ナイトクラブやクラブミュージックをどれほど大切に思って、楽しみにしているか、それがひしひしと伝わってきました。
例えが難しくて微妙かもしれませんが、深夜、盛り上がってくると野球チームの優勝祝いやってるような熱狂したノリがあります。

動画1"15あたりに、奥の方に私がシルエットで写っています。

実は、ビートルズがデビューした町

ハンブルクは、ビートルズがデビューした町でもあります。
彼らが初めて演奏したクラブが残っています。
名前は、Indra musik club (Große Freiheit 64, Hamburg)
HVV S-bahnに乗り Reeperbahn 駅で下車、徒歩7分ほどです。
ザンクトパウリ(St.Pauli)地区はハンブルクのなかでは文化的にも重要な場所で、そのひとつがReeperbahnという通りです。
(車内アナウンスは、リーパーバーンと聞こえます)。
世界的に有名な歓楽街レーパーバーンは、ハンブルク港からすぐの高台にある1kmほどの大通りのことで、この通りを中心に海の男たちを相手にした風俗産業が古くから発展し、「世界で最も罪深い1マイル」と言われました。怪しげな響きですが、現地は予想外に明るい雰囲気で年配のグループや子ども連れの観光客もいたりします。
辺り一帯が賑やかなエンターテインメント街という感じです。
朝になると、魚市場でフィッシュバーガーを食べたりする人も多いです。
あと、地元サッカークラブのFC ST. PAULIも、重要な存在のようです。
あちこちで、シンボルのドクロマークを見かけました。
ザンクトパウリは1909年に創設してからずっと、港の造船労働者たちにサポートされてきたそうです。また、欧州でいち早く人種差別や性差別の禁止を規約に取り入れたクラブで、もちろんサポーターがこれを働きかけたのだそうです。
ザンクト・パウリが持つ”15の原則”の一つ

ザンクト・パウリの哲学では人間関係において寛容と尊重は重要な柱である。
-Tolerance and respect in mutual human relations are important pillars of the St. Pauli philosophy.

このように、「サッカー界の異端児」と言われ、ロックで、アナーキーで、社会貢献への意識の高さを持つ珍しいクラブです。
こちらに詳しい経緯が掲載されています。
日本では情報が少ないようですね。
このときできた友人と、後日、コーヒー一緒に飲みながら話して、おすすめスポット教えてもらったり、ともかく、実り多い旅でした。
そして、私の気に入る場所は、こういうコスモポリタンな気質を持っている人々が多い場所なのだなと改めて実感しました。
帰国後、これらの写真で、写真展をし、ネット新聞にも掲載されました。
ハンブルクのアート活動するメンバーと私の写真のコラボというアイデアも、良かったみたいです。
記事は下記です(会場のカフェは現在閉店、Sa〜ki というトルコ料理店になっています((2017年現在))。
「ハンブルクの若者カルチャーを紹介する写真展-東心斎橋のカフェで」
この時期は、GEMAという音楽著作権団体の問題も起こっていた時期だったようです。

写真展の記録☆ 写真をクリックしてください。


撮影で気をつけたところ

今アップしている写真は、音楽という目に見えないものをイメージにすると面白いかも、と思いました。流れや熱気のような抽象的な感じを意識したため、あえて人物はぼかした感じにしています。
流れている音楽はテクノ系で、ビートがきいて、みんなひとつの流れにのって自由気ままに体を動かしていました。
ピントを合わせてという意識をあえて外し、わざとスローシャッターでぶらしたり、マニュアルフォーカスにしたり、露光間ズームを使ったり、遊び感覚でついつい、撮り続けてしまったのでした。
また、当時、私はDJと事前に知り合いでしたので、許可もあっさり頂き、機材はDJ席の目立たないところに置いて、できるだけ、移動するときは、身につけるようにしてました。
踊ってる人を撮るときは、爆音なのでほぼ、アイコンタクトや手を振ったり、一緒に踊ってるようなジェスチャーをしました。基本好きに撮って良いのですが、人の動きの邪魔をしない配慮も必要です。
OKなら、ノリノリでポーズしてくれます。コミュニケーションはこれが最強です☆

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