突然の発表になりますが、「郡上八幡音楽祭の閉祭について」の声明文になります。また、予定されていた公演については、追って個人の場で発表いたします。郡上八幡音楽祭実行委員会代表 井上博斗 pic.twitter.com/z0r6wjUqD4
— 郡上八幡音楽祭(GMF) (@gawarow) September 8, 2019
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郡上八幡にスーフィー音楽が!
郡上八幡市を拠点に活動するミュージシャン、土取利行氏が毎年、有志の方たちと開催している音楽祭。
2016年のテーマは、「トルコ・スーフィー音楽の祭典」
スーフィーとは、イスラム教神秘主義者たちのことを指します。
「音楽や舞踊は自我の消滅を導き、陶酔的境地に入って神の直接的体験を得る手段となりうるとし、これらをセマー(集会で特定の章句や詩を唱え忘我の境地へと入る勤行)の形で発展させ、その最たるものがルーミーを祖とするメヴレヴィー教団の典礼となった。」
(土取氏ブログより)
つまり、一種の瞑想状態になる修行を積む集団のようです。
予告編で、音楽を聞くことができます。
来たれ、来たれ 汝いかなる者であろうと 異教徒であれ、偶像崇拝者であれ 来たれ、われらが宿は 望みなきところにあらず たとえ汝、誓に背こうとも 来たれ、幾たびとなく。<ルーミー>
ちょうど、郡上八幡の夏祭りと重なり、街はにぎわっていました。
折しも、到着した日は雨で、水蒸気が山々を覆い、幻想的な風景でした。
宿泊した宿では、宿のスタッフも、音楽祭に行くとのこと。
たくさんの人がホールに集まり始めました。ジプシーや様々な音楽をフィールドワークされている、音楽評論家の関口義人さん、トルコでターキッシュベリーダンス、ターキッシュロマニを学ばれたダンサーのNeseさんやその生徒さんたちと、終演後、和やかに過ごしました。
その後、郡上踊りに行く人、自動車で帰る人に別れ、さっそく学んだ踊の振付を試しつつ、輪になって踊る群衆との一体感を楽しみました。
翌日、軽く郡上踊りの講習を受けてみたり、街の酒屋で、水で良く冷やされたキュウリやトマトをアテに、お酒を飲んだりしているとき、たまたま居合わせたお客さんたちと話が弾み、聞いていると、なんと昨日のライブも見に来られていたのだとか。
一人は、パキスタンのジプシー研究第一人者である方、もう一人はお茶の研究であちこちまわられている方でした。
世の中は狭いです。。
こちらは、橋から吉田川への飛び込みは郡上八幡のもうひとつの名物。
でも、危険もあります。
ブログより引用。
「白い泡が流れている所が一番深いから」
なるほど。たしかに流れの中央には白い泡が漂っている。速い水流で泡が生じているわけだ。
「でも、気をつけないと渦に巻き込まれる」と男の子。
「渦に巻き込まれるとどうなるの?」
「死ぬ」
なかなか、他では見かけない、ユニークな場所でした。
郡上八幡への経路
郡上八幡への行き方は、こちら。

兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、撮影歴15年目。
これまでに150組以上の新郎新婦撮影、15冊以上のダンス雑誌掲載歴、20公演以上のダンス・オーケストラ撮影経験から、表情や動きの瞬間をとらえるのが得意です。
最近では、竹本祥乃監督 初長編映画「にしきたショパン」ロケ写真を撮影し、作品は国際映画祭で20以上の賞を受賞しています。
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