現在、ニューヨーク在住のタップダンサー Yuttyさんが一時帰国でイベントを開催されました。

<タップダンス・ワークショップ>

今回は、公演前に行われたタップダンスワークショップにも参加。
子供から大人まで、様々なレベルの方がいました。靴もレンタルで用意してもらい、さぁ挑戦。
初めてタップをふむ。自分の中にリズムのストックが少ないので、ひたすら真似る。
コピー能力で勝負や!と集中して、3回ほどの繰り返しでワンフレーズをなんとかついていったら、先生の方が、「え!もう出来てますね。すごい!」と言われましたが、所詮は短期記憶・・・
ちょっと時間置くと、忘却曲線が急カーブを描く・・・(笑)
音楽に馴染まなくては!
靴のどの部分をどうあてると、どんな音になるか、をもう少し追求したくなりました。

<タップダンス ライブ>

ライブパフォーマンスの部は、満員の観客。
あっという間に時間が過ぎ、最後は子供も大人も混じって、簡単な手拍子とステップで生演奏で踊って、みんな笑顔が素敵でした。
最後、タップダンスの生徒たちで、タップダンスでは定番だという「Shim Sham」を踊ってシメ、の予定が、観客の皆さんから、アンコールが沸き起こり、YuttyさんがDarylさん、岩田さんの演奏に合わせて急遽踊ることになる、という一コマもありました。

今回、出演者の方の許可を得て、写真も撮影させていただきました。

出会いを通して、卓越した表現技術を持った方のつながりが広がっていくのが面白いなぁ。

Yutty(Tap dancer)
神戸出身。幼少よりバレエを始める。高校時代にNYで見たタップダンスに衝撃を受け、Basement Studioでタップを始める。その後、[beis]crewのメンバーとなり、タップダンサー、講師として活動。
2008年 JTSP(日本タップ奨学生制度)により、NYでのフェスティバルに参加。2009年より本格的にNYに拠点を移す。セビオン・グローバーの元で学び、同氏のNYジョイスシアターでの舞台やTVショー等に出演。
また、Dormeshia Sumbry-Edwardsが率いる SophisticatedLadie のメンバーとして、コットンクラブのショーに毎週出演。他、Jacob’s Pillowや Tap Cityのショー等にも出演する。同時にバレエ、ジャズなど他ジャンルのダンスにも磨きをかけ、様々なミュージシャンやダンサーと共演中。タップやバレエの指導にも携わっている。新聞「NY週間生活」に取り上げられた他、2011年にはテレビ番組「グッと地球便」に出演した。
3人目に出てきます。↓


Daryl Yorkley (sax)
ニューヨークのサックス奏者。
10才でクラリネットを始め、中学生でサックスを始める。高校時代に暮らしていた、ノースカロライナでJames Houlik教授と出会い、サックスに専念することを決意。ミシガン州立大学院を卒業後、モータウンの伝説的なミュージシャンたちと共演した。
その後、よりジャズの専門性を高めるため、フィラデルフィアに移る。
2009年、ニューヨークで活動を始める。世界的に有名な音楽家と共演し、2014年にはハリウッド ARPA International Film Festivalのクロージングセレモニーで、クインシー・ジョーンズとともに特別ゲストとして演奏した。
2015年にはフィラデルフィア美術館で「アフリカ系アメリカ人の美術200年展」のための音楽を作曲。
バンドリーダー・サイドマンとしてアメリカ周辺諸国や国際公演で成功をおさめている。ジャズやモータータウンで名の知れた音楽家との演奏に加えて、ロンダ・ロスと2年間演奏し、シンガー・ソングライターとの録音・サクソフォンとアレンジャーを務め、また、古典的なソリストと室内楽のミュージシャンとしても活躍している。

  フォートリー・スクール・オブ・ミュージックでサクソフォン、フルート、クラリネットを指導する教育者であり、臨床家でもある。2018年、11年間教えたウェストミンスターのコンサバトリーから退職。2011年設立したウエストミンスターサクソフォンカルテットに戻り、若い才能のあるサックス奏者を指導、若手ミュージシャンとしてのスキルを伸ばし、カーネギーホールのコンテストで2人目の第1位に導く。

ご本人作曲です。


岩田智貴 (Piano)
1997年京都生まれ。6歳の頃からクラシックピアノをはじめ、16歳の頃から父(ジャズギタリスト:岩田美智夫)の影響を受けジャズの基礎を学ぶ。
大学に入学してから本格的な指導を受け大阪・神戸などでライブ活動をしている。精力的に活動中の新進気鋭のピアニスト。