エビスシネマの支配人、近兼監督が丹波国際映画祭を開催
丹波国際映画祭開催
兵庫県は日本の映画発祥の地として知られていますが、その中でも全国に誇る映画の街としての資質を持つ場所と確信しています。
ところが、その70年以降、丹波市では映画館が全て閉館し、街の過疎化が進んでいました。
2016年久々にこの地を訪れた私は「映画の街復活」、「映画による街興し」を夢見てプロジェクトをスタートさせました。
映画撮影スタジオの開設(青垣スタジオ2017年)、メイドイン丹波映画の制作(恐竜の詩2018年、銀幕の詩2023年)映画館の開館(ヱビスシネマ。2021年)、と順を踏み、いよいよ2023年、丹波国際映画祭が開催できること、ご協力ご支援いただいた皆様には、本当に感謝に絶えません。
自然を愛し映画を愛する人々が暮らす風光明媚な街。そこで開催される映画祭ゆえ、「人」と「自然」をテーマとし、作品を広く国内外、世界中より集めさせて頂きました。
そして、より皆様に映画祭をお楽しみ頂けますように、「ゴールデンメープル賞」(金の紅葉賞)と名付けたグランプリは、実際に映画を御覧頂いた皆様の直接投票で決めるという、世界で稀有な、最も公平で公正な方法とさせて頂きました。
名監督、名俳優の作品だけでなく、無名の作品、無名の俳優の作品が受賞する可能性を同一線上にお並べましたのも、観客の皆さんお一人一人の自由なご感想を反映したいという想いからです。ぜひ忖度なしに、ご自身の感性でご投票ください。皆様が存分に映画祭をお楽しみ頂き、審査員の一人としてご参加頂けるけることをお楽しみ頂きたいと思っています。
そして、どうぞお帰り道でも色づく野山の景色を楽しみ、実り豊かな丹波市の秋の農作物をお土産にお買い求めください。
丹波国際映画祭と、この季節この地を訪れる旅が、皆様にとって楽しみな習慣、恒例の「秋のシネマ旅」となりますことを心から願っております。
(丹波国際映画祭 実行委員長 近兼拓史)
開催日時:
2023年11月3日(金)~16日(日)
会場:
ヱビスシネマ。[11月3日(金)〜16日(木)]
やまなみホール[11月10日(金)〜12日(日)]
春日文化ホール[11月10日(金)〜12日(日)]
主催:
丹波国際映画祭実行委員会
後援:
日本映画監督協会 丹波市 丹波県民局 他
鑑賞料:
当日券、一般 2,000円
高校生以下、シニア、手帳割引 1,200円
前売り6作品回数券、一般 10,000円
高校生以下、シニア、手帳割引 5,500円
*グランプリへの投票は投票券付き前売り券のみとなります。
*ネット購入先:dacapo ネットショップ https://dacapo.thebase.in
公式ウエブサイト:https://tifc.jp
音にこだわる映画館
兵庫県丹波市氷上町成松地区に、半世紀ぶりに映画館が開館しました。
連合自治会が暴力団追放運動で買い取った建物を、西宮市の映画監督近兼拓史さん(59)が購入し、映画館「ヱビスシネマ。」に生まれ変わらせたそうです。
館内は、森をイメージした緑のカーペットに、50ある木の座席の生地には、同市で織られる「丹波布」を使っている。音響にも力を入れ、スクリーン裏や壁などにスピーカー13台を設置しています。
映画館のスクリーン越しに音が迫ってくる、後ろからも音が聞こえ、立体感が半端ないです。
コロナ流行のため、開館が遅れましたが、オープニング作品の中に、私が関わった映画「にしきたショパン」も上映作品に選ばれました。実際に行ってみて、やはり、音がよかったです。ただ、後ろの方の座席がおすすめかな。
上映前の注意事項映像も、なんと、手作りで制作されています!
「にしきたショパン」にも出演、映画館オーナーの近兼拓史さん作品に出演の、とみずみほさんが大活躍です。
お手洗いには、なぜかヤカンが! ぜひ、現場でご覧ください。
最後の一歩に応援を!元暴力団組事務所を映画館に変えるプロジェクト!
国内外大手配給会社の最新映画作品を上映するためには、マストアイテムとしてDCP(デジタルシネマパッケージ)という設備が必要です。
このコピーガード付き上映システムを持っていないと、最新映画の配給が受けられません。
大作映画なら何百億円という製作費用が投じられています。簡単にコピーされる状態で、作品を映画館に渡すことはできないというのも最もな話です。
現在「ヱビスシネマ。」ではブルーレイディスクでの上映しかできません。
しかし、それが許される作品は、公開されている映画の10%にも満たない数です。
やはり、自由に街の皆さんが観たい映画を上映できるようになるにはDCPの導入は必須ということのようです。
ところが、DCPの導入には最低予算としても約700万円は必要です。私の私費や有志の応援で物件は購入し、改装工事費まではどうにか捻出しオープンできましたが、いよいよ費用が尽きてきました。」
そしてクラファン が行われました。
本当にクラウドファンディングありがとうございました♪
— 近兼拓史のウィークリーワールドニュース (@WWN_radio) February 28, 2022
皆様のたくさんのお気持ち受け取りました♪
株式会社デンテックス様も
スクリーンネーミングライツを引き受けてくださり
「デンテックス丹波スクリーン」となりました!#ラジオ大阪 #近兼拓史 #芳野友美 #山善 #ジェネリック家電 #エビスシネマ pic.twitter.com/8tA2SxEq3W
兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、現在撮影歴17年目です。
これまでに150組以上の新郎新婦の撮影、15冊以上のダンス雑誌への掲載、20公演以上のダンス・オーケストラの撮影経験を通じて、表情や動きの瞬間を捉えることに長けています。最近では、竹本祥乃監督の初長編映画「にしきたショパン」のロケ写真を担当しました。
イベント記録写真、プロフィール写真、表現者のイメージ写真、集客用チラシなど、多様な撮影ニーズに対応いたします。お客様のご希望に応じた最高の一枚をお届けします。ご依頼はお早めに右下のChatからどうぞ!