これ、かなり楽しかったです。 みんな、思い思いにいろんなポーズしてました。 Leandro Erlich Port of Reflections 2014
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レアンドロ・エルリッヒ《反射する港》2014
左の写真は、私が撮影したもの。 水ではなく、アクリル板。見ることと信じることを、固定概念を突くことで如実に感じさせてくれます。 船は水に浮かべるもの、と無意識に信じること。でも、見ると水ではない。 この写真は「クリエイティブ・コモンズ表示 – 非営利 – 改変禁止 2.1 日本」ライセンスでライセンスされています。 Leandro Erlich The Classroom 2017 廃墟のような教室。 亡霊のように映り込む観客。 自分の小さい頃を投影しつつ、日本の少子化、過疎化の未来をも同時に映し出す・・・参りました!
Leandro Erlich The Cloud 2016
白色のセラミックインクで描かれた国の形。形を変えつづける雲にすぎないのに、何かの秩序を与えずにいられない人間。人間が勝手に与えた形を、雲は意に介さない。 ある意味、想像の上に生きてたりするのかも。
レアンドロさんの視点
自分自身の見る、という行為を卓越した感性で、客観視している印象を受けました。
会場の森美術館のインタビュー映像をみて、さらに唸ってしまいました。
思索を積み重ねた末に、こんな形を表現するのか・・
半ば強迫観念的に、リアリティを構成する秩序を追い求めたレアンドロさん。
物事を秩序立てて、コントロールする方法は、人為的に作られたものだというのも新しい視点でした。 私たちが生み出し、私たちが参加するもの。それを作品から感じ取れるように構成されていました、 生まれ落ちたこの世界の謎を解き明かそうと、常に前に歩み続け。。。
近年はそれがさらに洗練、スキルアップされて、ショッピングモールをスキー場にしてしまったり、VRグラスをつけて仮想現実を体験したりできます。
科学や工業が発展する前は想像すらできなかったこと、ってどんなものがあるだろう。
一瞬で写真を共有できたりメールで連絡取り合うこと、他にも色々ありますね。
人間のあり方が100年の間に大きく変わり、ますますそのスピードが上がっているような気がします。

兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、撮影歴15年目。
これまでに150組以上の新郎新婦撮影、15冊以上のダンス雑誌掲載歴、20公演以上のダンス・オーケストラ撮影経験から、表情や動きの瞬間をとらえるのが得意です。
最近では、竹本祥乃監督 初長編映画「にしきたショパン」ロケ写真を撮影し、作品は国際映画祭で20以上の賞を受賞しています。
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