松木正さんネイティブアメリカンの教えを使った教育事業
私は、松木正さんが主催するマザーアースエデュケーションで、スウェットロッジを何度か体験しています。
スウェットロッジは、シャーマニックな思想に基づく、生まれ直しのシステムのようです。
私の中に、心理的な不安からくる、サバイバルスキルへの憧れがあったのだと思います。
そして、ネイティブインディアンの考え方が、幼い頃感じた自然の懐かしい感覚に似ていると感じたのです。
ネイティブ・アメリカンは、「自然や生命はみな、“波”を出している。その波に乗り、いかに彼らと共にうまく“ダンス”を踊るかが、生きる上で大切だ」と考えています。
この、自然のほうに自分を合わせていくうえで行うのが、「感覚瞑想」である。
現代人の生活は、「パソコンで文章を作成する」「資料を読む」「“選択と集中”で会社の業績向上」など、一点に集中して作業をしたり、ものごとを考えたりする機会が多くなりがちです。
これとは逆に、自然の波にのるためには、「ワイド・アングル・ビジョン」が必要だという。
これは、「一か所に焦点を合わせず、広く世界を感じる」というものの見方ということ。
「薪になりそうな木はどこにあるのかといった、サバイバル上で必要なことは、広く自然を見なければ、見えてこないから」ということ。
【感覚瞑想のやり方】
・目を、同時に左右に開いてみて、視覚が、左右でどこまで見えているのかを確かめる。
その際、焦点を合わせず、ぼーと世界を見るようにする。
・風の動きを細かく感じる。(どの方向から、どのくらいの強さの、どんな匂いの風を吹いてくるか)
・前後左右から、どんな音が聞こえるかを感じる。
・現在見つめている風景を「食べて」みたら、どんな味がするかを想像してみる。
・自分の肌にいま、触れているものを感じてみる。
ここで重要なのは、何かに集中するのではなく、五感のすべてを開くこと。
「自分から感じ取ろうと向かうのではなく、ただ、自分の中に入ってくるものを受け取る」といったことが、新たな創造につながるカギである。
受け入れることが創造への第一歩
人は、ありのままを認められると、素直な自分や弱い自分を語ることができます。
そして、それによって初めて今いるところから未知の領域に一歩踏み出し、冒険して見ようかという気持ちになる。
つまり、「受け入れる」ということこそ、真の創造者への入り口なのです。
勇ましいネイティブアメリカンたちの力の源は、まさにこのスウェットロッジの儀式というシステムがキーになっているのです。 –(松木 正)
思考の限界とエッセンスの力
現代人は思考によって過去を振り返り、未来を予測し、計画を立てることが当たり前だと考えています。
しかし、松木さんは思考が創造の源泉だという思い込みを問い直します。
彼は、自分の奥底にある「エッセンス」、すなわち心理学でいう「集合的無意識」や「本来の自分」が、創造の世界へと導こうとする力を持っていると説明します。
このエッセンスの力と、これまでの経験で、合意された日常に引き戻そうとするビリーフシステムがせめぎ合う場所が「エッジ」です。
真の創造は、この「ビリーフシステム」の罠から抜け出し、エッセンスの力を知覚して「エッジ」を突破することにかかっています。
より本質から感じ取れるようになるには、 ただ、予定調和の世界だけにいてはダメだ。
そうんなぐるぐるした思考を一気に吹き飛ばしてくれる、ラコタソング。
どうぞお聞きください。
松木正さんの言葉は、マインドフルネスについての考えを再考させ、現代社会における真の創造への道を示唆しています。
彼の洞察に触れることで、私たちは日常の思考の枠を超え、自分の本質と向き合う力を養うきっかけを得られると感じます。
いまの人類はテクノロジーの進化で「お金さえ出せば全部コントロールできる」と思う人が多い気がします。
でも、例えば海や森の中に身を置いたら、「あ、簡単に死にうるんだな」とわかるわけです。綺麗な海であっても、崖から一歩でも足を滑らせたら死んでしまうわけですし、そういう人間の本来の弱さを自覚する必要がある。
自然に対する畏怖を取り戻して初めて、ちっぽけな人間どうしで支え合いながら少しずつ自然からの恵みをいただくという考え方に、無理なく到達できるのではないでしょうか。
サバイバル技術について
野草の使い方
「5種類の薬草を覚えるよりも、1つの薬草の5つの効用を覚えた方がいい」という考え方だ。
サバイバルの現場では、図鑑などを参照できる訳ではない。沢山の種類の薬草について覚えるより、1つの薬草について深く知るほうが、効率的。
野山で生き延びるうえで、食べ物と水、火、シェルターのどれを優先的に確保すべきか
状況によって変化する部分はあるが、基本的に
1,シェルター
2,水
3,火
4、食べ物
という順番になるという。
人間が生きるうえでは、実は一番大切なのは体温を保つことだ。そして、サバイバルな状況で一番の死因は、凍死だという。
兵庫県出身。関西の契約スタジオをメインに撮影を始め、現在撮影歴17年目です。
これまでに150組以上の新郎新婦の撮影、15冊以上のダンス雑誌への掲載、20公演以上のダンス・オーケストラの撮影経験を通じて、表情や動きの瞬間を捉えることに長けています。最近では、竹本祥乃監督の初長編映画「にしきたショパン」のロケ写真を担当しました。
イベント記録写真、プロフィール写真、表現者のイメージ写真、集客用チラシなど、多様な撮影ニーズに対応いたします。お客様のご希望に応じた最高の一枚をお届けします。ご依頼はお早めに右下のChatからどうぞ!